事故修理の費用のポイント！修理依頼の準備について解説

事故で車が壊れたときは、修理が必要です。しかし業者へ相談をするとき、何に気をつければよいかわからない方もいるでしょう。事故修理の依頼では費用の想定と、適切な準備が大切です。以上を心がければ、車の状況を業者にわかりやすく伝え、要望どおりに修理してもらえるでしょう。

今回は事故に遭った車を直したい方のため、修理費用のポイントや、依頼時に心がけることをまとめました。

事故修理にかかる費用のポイント

事故修理にかかる費用は、事故状況や車のダメージ、修理日程によって違います。費用のかかり方について、以下の3つのポイントを見ていきましょう。

事故状況

事故状況によって、修理費用が異なります。主に物損事故ともらい事故に分かれます。たとえば物損事故は車への小さなへこみから、横転による大部分の破損まで幅広いことを覚えてください。破損の程度が大きいほど高額になります。また相手の車とぶつかったときは、事故状況によって損害賠償や、相手側の車の修理費用を払うこともあります。

一方で、もらい事故はこちらが被害者となるため、相手側に修理費用を請求できるのが特徴です。ケガを負った場合は、医師の診断書によって保険適用もできます。相手側の支払いや 保険によって、実費が少なくなる可能性があるのです。このように事故状況によって、修理にかかるコストは変わります。

車のダメージ

車のダメージには、主にフレームやパーツの破損があります。フレームは自動車の骨格部分です。こちらの破損が大きいと、修理代が高くなるでしょう。基本的には板金修理で対応しますが、ダメージの程度によってその範囲は変わります。以上からフレームが破損した場合は、そのダメージを業者に正確に伝え、費用を見積もってもらいましょう。

一方でパーツの破損程度なら、修理代が限定的になるかもしれません。パーツはバンパーやドアなどが一般的です。ただしエンジンが壊れた場合は、修理代が高くつきます。事故の衝撃でエンジンが破損すると、まとまった費用がかかるのです。以上から車のダメージの度合いによって、修理代が高くなるかもしれません。

事故修理を依頼するときの注意点

事故修理を依頼するときは、次の3つのポイントに気をつけてください。まずは相談に備えて、内容をわかりやすく伝える準備をしましょう。もうひとつは事前の見積もりです。最後は車内清掃について、保険対象外になる可能性に気をつけてください。それぞれの詳細を以下で解説します。

相談内容をわかりやすく伝える準備をする

車の修理をスムーズに進めるには、相談内容をわかりやすく伝えましょう。そこで心がけるべきなのは、端的な事実を話すことです。「いつ、誰が、どこで、何をしたか」という客観的事実を、事前にメモでまとめましょう。以上によって、相談内容を業者へ正確に伝えられます。

事故の状況や車の破損について、メモでまとめておくとよいでしょう。メモによって、自分が相談したいことを整理できます。事故や車の状況を覚えておくうえでも大切です。修理業者に相談するときは、その内容をわかりやすく伝えましょう。そのためにメモを活かしながら、端的な情報整理を心がけてください。

事前に見積もりを取ろう

事故に遭った車を修理する場合は、事前に見積もりを取りましょう。見積もりによって、その業者におけるコストを想定できるからです。このときは、総支払額だけでなく、内訳まで見積もってもらいましょう。納得できる条件で修理するためにも、詳細な説明を受けてください。もし説明が曖昧だったり、それに納得できなかったりする場合は、ほかの業者へ相談しましょう。

修理費用の主な内訳として、パーツごとの傷やへこみ、交換などがあります。車の色によっては再現しにくいものがあり、再塗装の費用が高くつくかもしれません。さらに車種によっても、代用パーツの希少性などの理由からコストが変わります。見積もりをもらったらその理由について、内訳ごとに説明を受けましょう。

車内清掃は保険対象外になることがある

修理のついでに車内清掃を行う場合もあります。しかしこちらは保険対象外になることもあるので、注意が必要です。清掃は事故とは直接関係なく、修理過程で行う作業だからです。事故で受けたダメージへの対応ではないので、保険適用から外れることがあります。

修理だけでなく車内清掃を希望する場合は、費用総額が高くなる点に注意してください。見積もりのときでも、清掃費用は別途計算してもらいましょう。予算オーバーしそうなときは、清掃は頼まず、修理だけにとどめることも選択肢です。車内清掃を追加すると修理コストが高くなるので、予算次第では頼まないことも考えてください。

まとめ