事故修理をディーラーに依頼するメリット！修理工場との違いを解説

安全運転を心がけていても、事故を起こしてしまう可能性は誰にでもあります。もし事故を起こしてしまったら、どこに事故修理を頼めばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、事故修理をディーラーに依頼するメリットを紹介します。修理工場との違いも解説しているので、参考にしてみてください。

ディーラーに依頼するメリット

事故修理をディーラーに依頼するメリットをみていきましょう。

知識豊富な整備士が対応

ディーラーで活躍している整備士は、対応したメーカーの車に特化しています。自社の車に関する知識と、修理に関する技術は確かです。ディーラーは車の購入だけでなく、修理やメンテナンスの相談も随時受付中です。修理内容が保証の対象か、といった点も判断してもらえます。車が故障した場合や部品交換のお悩みに関しては、ディーラーへ相談するのが安心です。ディーラーの整備士は高度な技術をもっているため、安心して事故修理を任せられるでしょう。

面倒な手続きが不要

ディーラーに事故修理の依頼をすると、見積もりや代車の確保、保険会社への交渉などすべての手続きに対応してもらえます。その分、費用はかかってしまいますが、面倒な手続きにかかる手間と時間を省くことができます。忙しくて時間が取れない方や、保険の手続きが不安な場合も安心して依頼できるでしょう。

純正パーツを使用する

ディーラーは、自動車メーカーから直接部品の仕入れができます。これは、メーカーと直接契約をしているディーラーならではのメリットです。修理に必要な純正品が確実に手に入るので、修理にかかる時間やコストが大幅に短縮されます。純正品を使うことで得られる安心感は大きいでしょう。

ディーラーと修理工場の違い

ここでは、ディーラーと修理工場はどんな違いがあるかに紹介します。

修理にかかる時間

修理の所要時間は、修理箇所や内容によって大きく異なります。部品交換や軽いキズやへこみの修理であれば、整備工場でもディーラーでも所要時間はあまり変わりません。しかし、パーツの在庫が少ない整備工場では交換するパーツの取寄せに時間がかかることもあります。工場によっては、整備士の人数が不足していて、修理に時間がかかる場合もあります。できるだけ早く修理を終えたいと考えている方は、ディーラーに依頼するのがいいでしょう。ディーラーでは、修理内容によっては対応できないこともあるため、事前にどのような修理を行うのか、時間はどのくらいかかるのか確認しておくと安心です。

輸入車や希少価値の高い車はパーツの入手が困難です。海外をはじめ遠くから取り寄せなければならないため、時間がかかります。また、特殊なカラーリングの車は塗料を用意するための時間も必要です。

修理費用

修理費用は車のへこみ具合や大きさ、ボディカラー、車種などによって異なるため、相場が把握しにくいのが現状です。一般的に国産車のバンパーを修理する場合、整備工場は3～5万円、ディーラーは15～30万円程度かかります。整備工場では、パテで損傷個所を埋め込み、塗装を部分的に行います。しかし、ディーラーで修理する場合、バンパーを新品と交換することが多いため、新品のパーツ代とバンパー全面の塗装代が必要です。

新品のパーツを使う場合、下処理や付属部品の組み立てから始めるため、時間がかかるという特徴があります。整備工場で部品交換が必要だと判断した場合、中古のパーツを積極的に利用します。中古パーツを使用した場合、下処理や組み立ては不要です。そのため、素早く作業を開始でき、修理にかかる時間を短縮できます。 時間の短縮はコストカットにも繋がります。ディーラーでの修理に比べ、3分の1程度の費用で直せるかもしれません。

事故修理はディーラーと修理工場どちらに依頼するべき？

事故修理の依頼をディーラー、修理工場にした場合、どちらもメリット・デメリットがあります。修理に対して品質を求める場合は、ディーラーへ依頼するのが良いでしょう。車を購入する時に利用したディーラーであれば、より安心して修理をお願いできます。なるべく安く修理したい場合は、修理工場を利用しましょう。日々、車の修理を行っているプロなので安いからといって品質に不安を感じる必要はありません。

ディーラーや修理工場では、見積もりの依頼に無料で対応してくれるところがあります。どこに依頼しようか悩んでいる方は、まずは見積もりお願いしてみましょう。その際、整備士のこれまでの経験から、最適な提案をしてもらえるかもしれません。

まとめ