自動車の外装パーツについて!主要な部品の種類や機能について解説

自動車の外装パーツについて!主要な部品の種類や機能について解説
自動車のパーツにはさまざまな種類があります。細かいパーツから大きなパーツまで、多様な部品が組み合わせてできています。そのため、この部分はなんていうのだろう、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、パーツの名前を知っておかないと、修理が必要な場合など、口頭で説明できなくなってしまいます。

この記事では、自動車の主要な外装パーツとその選び方について解説します。

自動車パーツの種類

ここからは、主要パーツの名称について解説します。

ルーフ

ルーフは、車の屋根を指します。主な役割としては、雨や風、雪、日光などの自然要因から車の中を守ることです。ルーフの素材はさまざまなものが使用されています。

鉄製のルーフは、その頑丈さを売りとしており、多くの車に搭載されています。プラスチック製のルーフは、軽量でありながらも強固で、燃費の向上にもつながるため、現在では多くの自動車メーカーで採用されている素材です。アルミ製のルーフは、プラスチック製のものと同様に、軽量かつ強固であり、高級車やスポーツカーなどによく使用されます。また、最近では、カーボン製のルーフも登場しており、車の軽量化や安全性の向上のため、研究がされています。

さらに、ルーフには、天窓を設置できます。これを「サンルーフ」と呼びます。サンルーフは、換気や採光でき、車内の快適性を向上させられます。サンルーフは、一般的に手動で開閉するものと、電動で開閉するものがあります。車の種類やメーカーによって異なりますが、高級車やSUVなどで採用されることが多いでしょう。

ボンネット

ボンネットは、エンジンルームのフタのことを指し、エンジンフードとも呼ばれます。車種やメーカーによって異なりますが、アルミやスチールなどの金属素材が一般的に使用されることが多いでしょう。また、高級車やスポーツカーなどの一部では、軽量で耐久性のあるカーボン素材が使用されることが増えています。

ボンネットは、単にエンジンルームを守るだけでなく、衝突時に発生する衝撃を吸収するための、「クラッシャブルゾーン」としての役割も持ちます。これは、自動車同士が正面衝突した際に、衝撃を吸収し、人や荷物を保護するための構造です。衝突時にボンネットが変形することで、車両内部の損傷を最小限に抑え、乗員の安全性を確保するのです。

ボンネットには、車両の外観にも影響を与える役割もあります。多くの自動車メーカーは、デザイン面での工夫を凝らし、車のフロント部分にアグレッシブなスタイリングを取り入れることで、ボンネットの存在感を高めています。

ボンネットには、長期間の使用によりキズやヘコミが生じることがあります。これらは、車の外観を損ない、車の劣化を早める原因となるため、早めに修理する必要があります。キズやヘコミがある場合は、専門の修理業者に相談し、適切な修理方法を選択することが重要です。

フロントグリル

フロントグリルは、ボンネットの下部にある格子状のパーツです。従来は、エンジンルームを冷却するための空気の取り入れ口としての役割が主でした。しかし、技術の進歩により、エンジンルームの冷却が不要となった最近では、デザイン面が重視されています。グリルの形状やデザインは、メーカーや車種ごとに異なり、それぞれの車の個性を表しています。

また、ボンネットと同様、フロントグリルは安全性にも直結するパーツです。グリルの形状や強度が、衝突時にエンジンルームを守る役割を果たすことがあります。一部の車では、衝突時に自動的にフロントグリルが開き、エンジンルームを守るように設計されているものもあるのです。

フェンダー

フェンダーは、タイヤの周りを覆うようについているパーツで、泥除けの役割を担っています。フェンダーは前輪と後輪の上部に設置され、車両の外部に突き出しています。タイヤが走行中に巻き上げる泥や水、小石などを飛び散らせず、後続車両や歩行者を守る役割を持つパーツです。

機能はもちろんのこと、フェンダーは、車のデザインにも大きく貢献しています。フェンダーの形状や材質、カラーは車の見た目に大きな影響を与え、個性や特徴を表現するためのパーツです。スポーツカーには大型でスリムなフェンダーが使われ、トラックには大きく頑丈なフェンダーが使用されています。

サイドシル

サイドシルは、車の両側に位置する細長いパーツです。車に乗り降りする際に足を踏みかける場所として利用されますが、それだけではなく、車体の強度を高める役割も担っています。

サイドシルは、車体の「土台」とも言える部分で、自動車全体の安定性や丈夫さを向上させます。サイドシルが強度不足の場合、車両が変形することもあるのです。また、サイドシルは、乗り降りのしやすさにも影響を与えるパーツでもあります。乗り降りがしやすい車種では、サイドシルが低めに設計されていることが多くなっています。一方で、SUVなどの、オフロード用の自動車の場合、サイドシルが高く設計されていることが多いでしょう。これは、車高が高い分、車体の強度を確保する必要があるためです。

また、最近の車種では、サイドシルにはさまざまな機能が追加されています。たとえば、衝突時に車体を守るための強化パーツや、乗降時に照明を提供する機能がある場合もあります。サイドシルは単なる足踏み板ではなく、車の安全性や快適性を高める重要なパーツであると言えるでしょう。

まとめ

自動車には、多様なパーツが採用されています。パーツの名前や機能は、自動車の理解に繋がる大切な知識です。自分の車の状態をチェックできるため、日々のメンテナンスに役立てられるでしょう。また、カスタマイズなどの、マイカーへの愛着を高めるためにも効果的です。

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