2022年の国内新車販売台数をチェック!人気の車の傾向を解説!

2022年の国内新車販売台数をチェック!人気の車の傾向を解説!
ここ数年コロナ禍の影響や世界的な半導体の不足など自動車にとって厳しい状況が続いていましたが、徐々にではあるものの半導体不足も改善の兆しが見えるなど回復傾向にあると言えるでしょう。

今回は最新である昨年(2022年)の新車(乗用車・軽自動車)の販売台数をチェックし、どんな車が人気なのか、その傾向について解説します。

2022年乗用車国内新車販売台数

日本自動車販売協会連合会と、全国軽自動車協会連合会が発表した2022年度の乗用車の新車販売台数は438万5649台となり、前年比で4.0%の増加になりました。前年度を上回ったこの結果は、コロナの影響が始まる前以来4年ぶりのことです。440万台を割り込んでおり、販売水準はコロナ前と比較するとまだ低いですが、2023年になってからは単月の販売実績は2桁増が続き、販売台数が本格的に回復傾向にあることがうかがえます。

車名別新車販売台数ランキング

2022年の車名別新車販売台数ランキングはトヨタの「ヤリス」が168,557台で首位となり、同2位のトヨタ「カローラ」が約13万台、同3位の日産「ノート」が約11万台と続きます。

1位 トヨタ ヤリス 168,557台 
2位 カローラ  トヨタ  131,548台
3位 ノート コンパクト  日産  110,113台 
4位 ルーミー  トヨタ  109,236台 
5位 ライズ  トヨタ  83,620台 
6位 フリード  ホンダ  79,525台 
7位 アクア  トヨタ  72,084台 
8位 シエンタ  トヨタ  68,922台
9位 フィット  ホンダ  60,271台
10位 アルファード トヨタ 60,225台

乗用車の新車販売台数ランキングは2021年度とあまり変化がなく、トヨタ車が強いということがわかります。トヨタの「ヤリス」は2年連続で首位でしたが2021年度と比較して販売台数は約4万台減少しました。またトヨタ「カローラ」は2021年にカローラ初のSUV「カローラクロス」が発売されたこともあり販売台数が大きく伸ばしました。また日産「ノート」は3年ぶりの3位となりました。

トヨタ「アルファード」は2021年には4位でしたが、世界的な半導体不足により生産台数が抑えられたこと、フルモデルチェンジのために受注を停止したことが響き販売台数が大幅に減り10位となっています。車種では引き続きコンパクトカー、ミニバン、SUVが人気です。新車販売台数全体では2,563,184台で前年比8.3%減でした。

上位の車の概要

1位のトヨタ「ヤリス」は「ヴィッツ」の名前で日本では親しまれていた車のヨーロッパ名です。2020年2月に4代目のモデルチェンジに合わせて国内外ともヤリスの名称になりました。トップレベルの低燃費とコンパクトなボディ、インテリア、エクステリアともに無駄をそぎ落としたデザイン、軽快なハンドリングと上質な乗り心地、最新の安全・安心技術を備えた車として各国で人気となっておりヨーロッパでカー・オブ・ザ・イヤーを複数回受賞しています。

2位のトヨタ「カローラ」は1966年に誕生し現在のモデルで12代目となる長い歴史と人気がある日本を代表する車で、現在では「カローラセダン」や「カローラフィールダー」、「カローラクロス」とさまざまなタイプが展開されています。2021年発売の「カローラクロス」は、SUVの特性と洗練されたデザインの両面を併せもち人気となっています。「トヨタセーフティセンス」という安全装置も全車に標準装備と安全面での配慮もされています。

3位の日産「ノート」は3代目モデルで、2代目と比較しやや大きくなりその他コンパクトカーと比較しても室内が広くなりました。「e-POWER」というシステムを採用しなめらかで心地よい走りでありながら力強さも実感できる設計となっています。また前後や横からの衝突を回避するのに役立ち駐車を助ける運転支援システムを標準装備するなど、ドライブを助ける機能が充実しています。

2.2022年軽自動車国内新車販売台数
ホンダの「N-BOX」が販売台数202,197台で、2位のダイハツ「タント」に約10万台の差をつけて首位となりました。3位にはスズキ「スペーシア」が約10万台で続いています。

車名別新車販売台数ランキング

1位 N-BOX  ホンダ  202,197台
2位 タント  ダイハツ  107,810台 
3位 スペーシア  スズキ 100,206台
4位 ムーヴ  ダイハツ  94,837台
5位 ワゴンR  スズキ  82,213台 
6位 ルークス 日産  72,600台 
7位 ハスラー  スズキ 70,373台
8位 アルト スズキ  67,204台
9位  ミラ  ダイハツ 65,317台
10位 タフト ダイハツ 62,278台

軽自動車の新車販売台数は、ホンダ「N-BOX」が変わらず首位で不動の人気を保っています。1~4位の順位は2021年と変化がありません。5位から下を見るとは2021年5位日産「ルークス」、6位のスズキ「ハスラー」が順位を下げて、スズキ「ワゴンR」が順位を上げました。軽自動車の新車販売傾向は背が高く車内が広々としたスーパーハイトワゴン、ハイトワゴンが人気の中心ではありますが、SUVやセダンも一定の人気はあります。新車販売台数全体の数字は2021年と変化はあまりなく1,638,136台(0.9%減)となりました。

上位の車の概要

1位のホンダ「N-BOX」はファミリー向けのスーパーハイト(背が高い)ワゴンタイプの車です。2015年から連続して軽自動車新車販売台数の首位をキープしています。N-BOXは室内の高さが140cmもあり広々とした室内空間が人気の秘密です。室内には収納スペースが充実しており、ホンダ独自の安全運転支援技術も全車標準装備と安全面の配慮もされています。

2位ダイハツ「タント」はスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車のはしりともいえる車で、N-BOX同様広い空間の実現に成功しています。こちらも室内の高さは137cmあり、余裕がある車内です。ワンタッチで開くスライドドアで子どもや高齢者も乗り降りしやすくなっています。燃費に関してもスーパーハイトワゴンの中では最高クラスです。

3位スズキ「スペーシア」もスーパーハイトワゴンタイプです。室内高は141cmあり、低床設計で荷物の上げ下ろしも簡単です。安全の配慮も行き届き、燃費も良く運転しやすい車となっています。

まとめ

2022年の新車の販売台数はコロナ前の水準には戻っていませんが、少しずつ回復の兆しが見られるものとなりました。乗用車ではコンパクトカーやSUV、ミニバン、メーカーはトヨタ車が人気であり、軽自動車ではスーパーハイトワゴン、ホンダ「N-BOX」の人気が目立つものとなりました。

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