車種別新車販売台数からわかる人気車種は?それぞれの特徴も解説!

車種別新車販売台数からわかる人気車種は?それぞれの特徴も解説!
新車販売台数のデータを見てみると、車種によって販売台数が異なっているのがわかります。どのような車種が人気なのか、どんな傾向があるのかを知ることによって自動車業界の現状がわかり、将来を予測できます。また自分が車を購入する際にも参考にすることもできます。

この記事では、2022年の新車販売台数をもとに現在の動向を探ります。

車種について

自動車について説明をする際「車種」という言葉を使うことがあります。しかしこの「車種」という言葉の意味や示す範囲、使い方は複雑なためわかりにくいものとなっています。確認してみましょう。

車種とは?

「車種」とは車の構造や大きさ、用途などによって分類された種類のことです。たとえばセダンやミニバン、SUVなどはボディタイプによる「車種」です。また普通乗用車や小型貨物車、軽自動車などは排気量や寸法による「車種」です。自動車保険では車種によって保険料が異なります。車種と似た言葉に「車名」があります。車名は各メーカーが考案した独自の名称のことです。たとえば「プリウス」や「N-BOX」などは車名です。

新車販売台数から見る人気車種(乗用車)

日本自動車販売協会連合会が発表した2022年のデータによると、貨物車を除いた乗用車(普通+小型)の新車販売台数は2,223,303台となっており、前年比92.6%となっています。このうち、販売台数上位の車種はコンパクトカー、ミニバン、SUVの3種が占めています。

コンパクトカー

コンパクトカーは燃費や価格と性能のバランスの良さなどから幅広い層に支持されています。明確な定義はありませんが、だいたい全長4,700㎜未満、全幅1,700㎜未満、排気量2,000㏄以下の小型自動車がコンパクトカーとされています。人気のコンパクトカーには日産「ノート」やトヨタ「ヤリス」「アクア」などがあり、低燃費と高い走行性能を両立しています。これらの車種は、環境意識の高い消費者やコストパフォーマンスを重視する消費者に選ばれています。コンパクトカーにもさまざまな種類があります。選ぶ際には室内の広さや自分のライフスタイルや用途に合わせて比較検討しましょう。。

SUV

SUVは、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略称で、多目的性を備えた車種の一つです。走行性能の高さや広い室内空間などから、アウトドアやファミリー向けの車種として人気があります。オフロード走行に適した四輪駆動システムや高い地上高を持ち、荷物を運ぶ場合にも便利です。また大型で頑丈なボディやパワフルなエンジンを搭載しており、安全性も高いとされます。SUVはアメリカやヨーロッパなどでも人気の高い車です。

SUVのデメリットはコンパクトカーなどと比較して燃費が良くないこと、また駐車場や道路が狭い場合にはその大きさから操作には技術が必要となることがあげられます。さらにSUVは排気量や重量が大きいため環境への負荷も大きく、現在の消費者のニーズや価値観に合わないことがあります。

ミニバン

ミニバンはシートが3列あり、広い室内空間や多彩なシートアレンジが可能なことからファミリー向けおよびビジネス向けの車として人気です。ミニバンはスライドドアなど多人数での移動や荷物の多い旅行、車中泊などにも対応できる高い機能と実用性を備えています。 ミニバンの中で人気なのはホンダ「フリード」やトヨタ「アルファード」などです。

新車販売台数から見る人気車種(軽自動車)

全国軽自動車協会連合会が発表した2022年の軽自動車新車販売台数(貨物車除く)は1,263,978台で前年比-3.1%となりました。軽自動車の場合は、ボディタイプによる「車種」で人気があるものを見ていきます。現在人気なのは「スーパーハイトワゴン」「ハイトワゴン」タイプです。

スーパーハイトワゴンタイプ

スーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車の明確な決まりはありませんが、ほとんどの車で室内高が1.3m以上で後席両側にスライドドアを備え、軽自動車の規定サイズギリギリまで最大限に居住性が確保されているといった特徴があるものとされています。人気車にはホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などがあります。

人気の理由は、軽自動車でありながら室内空間の広さを確保しており、背の高い大人が乗ってもゆとりを感じられることや後席がスライドドアで小さな子どもやお年寄りでも乗り降りしやすいという点にあります。
また大きなフロントガラスや短いボンネットで視界が広いため運転する場合も安心であること、人気が高いため買い換えの際下取り価格が高くなりやすいというメリットもあります。

ハイトワゴンタイプ

軽自動車の代表的なボディタイプで、スーパーハイトワゴンよりも室内高が低いものを指すことが多いようです。スーパーハイトワゴンよりも車高が低く重心が下になるため安定性が増し、運転がしやすいというメリットがあります。走行性能や居住性などのバランスの良さ、選択肢が広い点が人気となっています。

まとめ

車種という言葉が示すものにはボディタイプの違いによる分類、または排気量や寸法の違いによる分類の2つがあります。現在乗用車ではコンパクトカー、SUV、ミニバンが人気で、軽自動車ではスーパーハイトワゴンまたはハイトワゴンタイプが人気となっています。

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