自分でできる車の整備とは？プロに頼む整備内容についてもご紹介！

車のユーザーの皆様にとって、車の整備は大事です。日々安全に乗るためには、車検前のみでなく、普段から車の整備をきちんとしておきたいものです。この記事では、車の整備の重要性、自分でできる車の整備、プロに任せたい整備を紹介します。

車の整備はなぜ必要？

車の整備はなぜ必要なのか改めて考えてみましょう。ここでは、主な理由を2つ挙げます。

• 車の事故を防げる
• 車の故障を防げる

どちらも車のためにも人のためにも大事なことです。ここで詳しく説明します。

車の事故を防げる

車の整備をすることで事故を防げます。なぜならば、車の不具合で起こる事故があるからです。たとえば、ブレーキの不具合のためにガードレールに突っ込んでしまうなど、整備が行き届かなかったために起こる事故は少なくありません。しかし、きちんと車の整備をしておけば、もっと事故が少なくなるはずです。

車の故障を防げる

車の整備を怠らなければ、車の故障も防げます。整備をしていなかったために、不具合に気づかなかったというケースはよくあるからです。たとえば、何でもないと思って走っていても、道路に落ちている釘を踏んでパンクすることも考えられます。パンクに気付かずに走ってしまうとボディに被害が及ぶこともあります。そのため、月に1回くらいは空気圧点検をしたいものです。

自分でできる車の整備は？

車の整備を自分でやってみたい方、少しでも節約したいので、できることは自分でやりたいと思う方もいらっしゃるでしょう。そんな皆様に自分でできる車の整備情報をお届けします。以下の整備は自分でもできます。しかし、やってみて無理と感じたら、お店に頼みましょう。

• タイヤ・ワイパーゴムの整備
• ウォッシャー液の整備
• エアコンフィルターの整備
• 車体を洗う整備

タイヤ・ワイパーゴムの整備

タイヤやワイパーゴムの整備は、自分でできます。タイヤの場合は、空気圧やスリップサインの確認をしてください。もしも、減っていたら、ガソリンスタンドの補充サービスに行くことをおすすめします。また、タイヤの溝をチェックして深さが1.6mm以下になっていたら、スリップサインです。新しいタイヤに交換した方が良いでしょう。ワイパーゴムは、劣化具合の確認が大事です。仮に少しでも劣化していたら、雨が降った時に水を拭き取れないので、視界が曇ってしまいます。その他に動作が鈍くないか、異音がしないかも気を付けてみてください。不具合があれば、すぐに取り替えましょう。

ウォッシャー液の整備

フロントガラスの汚れ落としやワイパーゴムの摩擦の調整にも役立つウォッシャー液です。整備する場合は、エンジンルーム内を確認します。その中には専用のタンクがあるので、時折減り具合をチェックできます。少ないと思ったら補充しましょう。そんなウォッシャー液は、種類があるので、お好みの物をカーショップなどで購入してください。

エアコンフィルターの整備

エアコンフィルターの整備もご自身でできます。車をどのくらい使っているかにもよりますが、おすすめは1年ごとの交換です。ただし、車内の空気浄化などを担っているので、汚れは溜まりやすいでしょう。そんなエアコンフィルターは、たいてい車内のグローブボックス奥に設置されています。汚れの溜まり具合によっては、エアコンが効きにくくなるので、こまめにチェックしたいものです。

車体を洗うなどの車体整備

洗車も大事な車体整備です。いきなり洗剤をつけるよりも水洗いで上から下へと洗いましょう。余り擦り洗いをし過ぎると傷がつくので気を付けてください。また、水垢を放置したまま、紫外線を浴びると塗装が取れやすくなります。そうなれば、汚れが落ちにくい状態になるので、月1回の洗車がおすすめです。

プロに頼みたい車の整備内容とは？

上記では、自分でできる車の整備内容をお伝えしましたが、プロに頼みたい整備もあります。バッテリー、ブレーキ、ヘッドライトの整備です。ここで詳しく説明します。

バッテリーの整備

バッテリーは2～3年が寿命です。それを超えると劣化してエンジンがかからなくなったり、メーター類が薄暗くなったりします。そうならないように定期的にプロに確認してもらうと安心です。プロに整備を頼めば、古いバッテリーの処理もしてもらえるため、助かります。ドライバーの中には、自分でできる方もいらっしゃいますが、古いバッテリーの処理に困る場合があります。

ブレーキ関係の整備

ブレーキ関係は重要な整備です。とくにブレーキフルード交換は、タイヤをすべて外すなど、大がかりな方法でやらなければならないので、ご自身で行うよりもプロに任せた方が安心です。また、ブレーキパッドは摩擦力ですぐにすり減ってしまいます。キーキーという異音が聞こえたら、交換のサインです。ただし、取り扱えるのは運輸省指定の業者のみです。

ヘッドライトの整備

ヘッドライトは実際に点灯して確認します。切れていたら、ボンネットをあけて交換しますが、高圧電流が流れており危険です。また、電球によっては、プロでなくては交換できない種類の物もあります。したがって、ここはプロに任せた方が賢明です。

まとめ