車検は数年に一度の手続きなので、納車当日に忘れ物がないか不安になるかもしれません。必要な書類や、車に積んでおくべきものはたくさんあります。また、初めて車検をする場合は、何が必要なのかもわからないこともあるでしょう。この記事では、車検のときに必要な持ち物を紹介します。車検当日に慌てないように、あらかじめ確認してください。
車検のときに必要な書類
- 車検のときに必要な書類を紹介します。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書・軽自動車税納税証明書
- 任意保険証
また、ユーザー車検の場合は、上記の書類以外にも必要な書類があります。
- 定期点検整備記録簿
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
- 継続検査申請書
それぞれの書類について説明します。
業者に車検を依頼するときに必要な書類
車検を専門業者に依頼するときには、必要な書類は4種類あります。自動車検査証は車検証と呼ばれている書類です。常に車の中で保管する義務があります。専用のファイルが、助手席のダッシュボードやトランクに入っているので確認してください。同じく自賠責保険証明書も携行義務があります。車を購入したときに必ず加入する保険です。車検証と同じファイルで保管されていることが多くなっています。
自動車税納税証明書・軽自動車税納税証明書は、毎年5月に自宅に送付されます。金融機関やコンビニエンスストアで納付でき、納付後に渡される証明書が必要です。4月や5月に車検の場合は、納付書が届いていない場合もありますが、その時は前年の証明書が必要です。任意保険証は代車を借りるときに必要になります。また、業者によっては提出を求められるので、あらかじめ確認しておくと安心です。
ユーザー車検を受けるときに必要な書類
ユーザー車検を受ける場合は、必要な書類が多くなります。定期点検整備記録簿は、12ヶ月点検や24ヶ月点検、オイル交換などのときに記録する書類です。車内での保管義務がある書類で、車検証と同じファイルに入っています。自動車重量税納付書、自動車検査票、継続検査申請書は、ユーザー車検を受けるときに必要な申請書です。ユーザー車検当日に、陸運支局窓口でもらうことができます。
車検のときに書類以外で必要な持ち物
車検のときには、書類以外でも必要な持ち物があります。
• 印鑑
• 車検費用
• ロックナットアダプター
• 発煙筒
• 免許書
以上を説明していきます。
印鑑
自動車の使用者名義の印鑑が必要です。業者に車検を依頼する場合は、委任状に押印する必要があります。代車を借りる場合などにも使用するので、車検のときには持参してください。また、印鑑は認印でも使用できますが、シャチハタは不可となりますので注意しましょう。
車検費用
車検には、法定費用と車検基本費用、部品交換費用の3種類あります。法定費用は自動車重量税と自賠責保険料、検査手数料です。車検基本費用は車検に合格するための点検整備費用です。故障している部分があれば、部品を交換するための費用もかかります。
必要な書類の紛失や、車検切れの場合は追加で料金がかかります。事前に問い合わせて費用を確認すると安心です。車検当日は、現金やクレジットカードが必要です。点検中に修理箇所が見つかる場合もあるので、費用は多めに用意してください。
ロックナットアダプター
盗難防止のために、ホイールにナットを付けている場合は、取り外しのためのロックナットアダプターが必要です。整備のときは、ホイールを一度外してタイヤ周辺の点検をします。トランクなどに用意してください。
発煙筒
事故があったときに周りの車に知らせるため、車には発煙筒を装備することが義務付けられています。発煙筒の使用期限は4年です。発煙筒がない場合や使用期限が切れている場合は車検に合格しないので、一度確認しておきましょう。
免許証
自身で納車する場合や、代車を借りる場合に免許証が必要となります。
書類を紛失した場合
車検に必要な書類を紛失した場合は、再発行する必要があります。特に車検証や自賠責保険書は車内で保管する義務があり、知らずに走行していた場合でも、罰金が課せられます。働いている職場によっては、定期的に車検証や自賠責保険のコピーの提出が求められ、そのときに紛失する可能性があるので注意してください。
書類を紛失した場合は再発行ができます。車検証は車のナンバーを管轄する陸運局で、自賠責保険書は加入した保険会社や代理店で再発行が可能です。また、自動車納税証明書は、最寄りの税務所で再発行ができます。自身で手続きをした場合、車検業者に依頼した場合も費用がかかりますので、書類は大切に保管してください。
まとめ
車検に必要な持ち物を紹介しました。車検当日になって慌てないように、必要な書類や期限が切れていないかを事前に確認してください。
車検専門店「FAST」は、最短即日納車で車検が可能です。お車を持ち込むのが難しい場合は、ご指定の場所まで引き取りにうかがいます。事前に相談いただければ、早朝や夜遅くの納車にも対応します。詳しいお見積り金額や、引き取り日時のご相談にお応えしますので、車検を検討している方は一度FASTにお問い合わせください。
