日本の自動車は高性能で安全性も優れていますが、やはり使っているうちに少しずつ劣化は進んでいきます。
故障に気付かないまま走行を続けてしまうと、思わぬトラブルが発生することもありますので、整備点検はきちんと行っておきましょう。
自動車の整備・点検では車検と定期点検がよく知られていますが、その違いもよく理解しておきたいところです。
まず、定期点検は、故障を未然に防ぐこと、安全に走行させることを目的として行われています。
頻度としては、ディラーや整備工場では1年に一度程度行うことが多くなっています。
これに対して車検は一定期間ごとに国が検査をする制度で、車検を受けていない車は公道を走らせることはできません。
車検切れになった車を走行させてしまうと罰則がありますし、自賠責保険も切れてしまうので、もしもの事故の際にはかなり困ることになります。
満了日を過ぎても車検を受けることはできますが、できるだけ余裕を持って早めに済ませておくことが大切です。