愛車を車検に出す際に注意する点としてタイヤの溝があります。
車検については部品ごとに合格ラインが決まっていますが、タイヤの場合は溝の深さが1.6mmより浅くなっていると車検に通りません。
新品のタイヤは製品によって多少の差はあるものの、溝の深さが約8mmあります。
また、タイヤにはスリップサインと呼ばれる目印があるので、どれだけ溝が浅くなっているかを確認することが可能です。
スリップサインが露出したタイヤは溝が1.6mmよりも浅くなっている状態なので、速やかに新品と交換する必要があると言えるでしょう。
スリップサインは名前の通り、タイヤがスリップしやすくなる状態の目安になるためです。
また、降雪地帯で使用するスタッドレスタイヤはスリップタイヤの代わりにプラットホームがあります。
スタッドレスタイヤは水はけの性能が重視されるタイヤですが、溝の深さが50%以下になるとプラットホームが露出するので、この状態になったら冬道での使用はできません。